【奥入瀬渓流】自然に癒されたい!女ひとり旅
旅のスタートは八戸駅。
バスは青森の広大な田畑の中を進んでいきます。
途中、奥入瀬ろまんパークで休憩し、2時間程で到着しました。
今回は、『石ヶ戸』から『子ノ口』までの散策コースを選びました。
上流の十和田湖に向かって歩くコースになりますが、なだらかな道がほとんどで、登っている感覚はあまりなかったです。
トレッキングシューズではなくスニーカーでも十分歩くことができます。
ただ、ぬかるんでいる道や水溜りが多いため、汚れてもいい靴で行くことをおすすめします。
石ヶ戸でバスを降りて、散策路に入ります。
初っ端から見どころがたくさんあります。
これぞ奥入瀬渓流!という風景に感動。
テンションが上がって写真ばかり撮っていましたが、まだまだ先は長いので程々にして進んでいきます。
歩いていると、爽やかな緑と水の流れる音が、体を包みこんでくれます。
木陰がほとんどなので直射日光を浴びることはなく、ひんやりとした新鮮な空気が気持ちよかったです。
途中、休憩できるベンチが何箇所もありますので、川のせせらぎを聴きながら、しっかりと水分補給をしましょう。
岩場の壮大な流れも見どころですが、このような浅瀬つるっとした流れもいいですよね。
川に沿って歩道と車道が並走しているので、歩いてまわるもよし、車でポイントだけをまわるもよし。
レンタサイクルでまわっている方もいました。
ちょろちょろと流れる可愛らしい滝を発見。
散策しているとたくさんの滝に出会います。名前がついている有名なものから、名もなき滝まで。事前にポイントを調べてから行くと、より充実したハイキングになると思います。
こちらがポイントのひとつである『雲井の滝』です。
バス停もあるため、バスで来ることもできますよ。
上から3段になって流れているのがポイントで、高さは約20mもあります。
近づくと迫力満点!水しぶきが飛んできます。
ドライブで来る方もぜひ『雲井の滝』には寄ってみてください。
最後の見どころは、銚子大滝です。
水量がすごくて、迫力があります。
ずっと見ていても飽きが来ない美しさでした。
上流の十和田湖に着く直前、神秘的な光景に出会いました。
この透き通る水面と水草、そして絶妙な角度で差し込む光のコラボレーションが素晴らしかったです。
歩き切った達成感に浸りながら、散策コースを抜けると、十和田湖が目の前にどーんと現れます。ついにゴールです。
帰りは子ノ口からバスに乗り、八戸駅へ向かいました。バス停の近くには売店があるため、ビールで乾杯するのもよし、炭酸飲料をぐびっといくのもよしです。
私は奥入瀬ソフトクリームをいただきました。
【北上線】【絶景カフェ】ローカル線に乗ってほっこり温泉駅へ!
岩手県の北上駅から秋田県の横手駅まで、1両編成で走っているのが、北上線です。
出発するのはなんと北上駅0番線ホーム!
1番線ホームをさらに奥へ進んでいくと0番線ホームが現れます。
田畑を抜け、山道を走り、向かうは『ほっとゆだ駅』です。
電車を降りると、立派な駅舎が出迎えてくれます。
こちらの駅、日本で非常にめずらしい駅だと言われています。その理由はこちら。
なんと、駅舎に温泉があるんです。しかも源泉掛け流し!
夕方には地元の方の憩いの場になっているようです。
北上線は1〜2時間に1本なので、待ち時間にひとっぷろ!なんて、温泉好きにはたまりませんね。
駅の外には足湯もあります。
熱めのお湯なので、数分で全身がぽかぽかしてきますよ。
駅の目の前には観光案内所があります。
レストラン、お土産屋、休憩所があり、電車の待ち時間に利用している方が大勢いらっしゃいました。
きれいなお手洗いがあるのもありがたいポイントです。
レンタサイクルもこちらで利用できるようなので、次は自転車で錦秋湖を散策したいと思います。
続いて、すごく楽しみにしていた絶景カフェへ向かいます。
ほっとゆだ駅から徒歩3分のところにある、『ネビラキカフェ』さんです。
お店の前に駐車場も完備されており、ドライブで訪れる方も多いみたいです。
店内とテラス席があり、店内には2組ほどテラスの空きを待っているお客さんがいました。
メニューはドリンクとケーキ。
今回は夕方だったため、お目当てのケーキは売り切れでした。よって、アイスカフェオレのみをオーダー。
20分程待って、テラス席に案内していただきました。
こちらのカフェで絶対にテラス席をおすすめする理由はこちら。
このテラス席からの眺め、美しすぎませんか?
すぐそばに錦秋湖を見ながらドリンクを楽しむことができます。
美味しいカフェオレを飲みながらぼーっと景色を楽しむ時間が、本当に幸せでした。
この辺りは温泉地がいくつもあるようで、次は泊まりで来たいと思います。
また来たいという思いを込めて、西和賀のエコバッグを購入。
また、ここ西和賀町はわらび餅が名産だそうです。
西和賀で取れた本わらび粉を西和賀の名水で練り込んだわらび餅。
今まで食べたことのないトゥルントゥルンの食感と、噛むとすっと溶けていく口溶けの良さ。
ぜひ食べていただきたい一品です。
お風呂上がりには湯田牛乳もぜひ!
魅力いっぱいの『ほっとゆだ駅』。
電車×自然×温泉好きの方はとりこになること間違いなしです!
ホテル松島大観荘に宿泊しました
仙台から仙石線に乗り40分、松島海岸駅に到着。
ホテルの無料巡回バスへ乗りこみます。
所要時間5分くらいでしょうか、坂を登ると大観荘に到着です。
今回はおひとり様プラン。
シングルルームです。
少し古びた外観からは全く想像がつかない(笑)、おしゃれで清潔感のあるお部屋。
決して広くはないですが、ひとりで寛ぐには十分です。ベッドは文句なしのダブルベット。
ギリギリに予約をしたので、1階のお部屋しか空いておらず、眺望がやや残念でした。
が、それ以外は大満足です。
お手洗いや水回りも新しくきれいでした。
『ずんだ姫』という、ずんだ餡のおまんじゅうがお出迎え。こちらは、ホテルの売店で買うことができますよ。
売店のお土産がすごく充実していたのも印象的でした。観光地のお土産屋さんまで行かなくても十分だと思います。
部屋でゆっくりした後は大浴場へ。
内風呂と露天風呂がひとつづつあります。松島湾を見渡すことができる露天風呂が絶景でした。
景色は最高なのですが、温泉ではなく沸かし湯なのが少し残念ポイントです。
お風呂の後はディナーへ。
今回は海鮮ビュッフェ付きのプランです。
お刺身、お寿司、天ぷら、カニ、、
この他には、カキフライ、牛タン、鍋料理などもありました。
食後にはデザートもがっつりといただきました。
コーヒー、烏龍茶、オレンジ・りんごジュースは飲み放題、その他炭酸飲料やアルコールは追加注文になります。
海鮮×郷土料理が堪能できる贅沢ビュッフェでした。
お部屋へ戻り、売店で購入した『松島梅サイダー』をいただきます。
スッキリとした甘さで、食後にぴったりでした。温泉後にぐびっと飲むのもいいですね。
翌朝は、お楽しみの朝食ビュッフェから始まります。
朝食会場は日の光がたっぷり差し込むこちら。
昨夜はこのグランドピアノでの生演奏も聴くことができましたよ。
夕食もそうでしたが、コロナウイルス対策で、小皿に取り分けられたお食事を取っていくスタイル。
パンやオムレツなどの洋食もあり、特にフレンチトーストが絶品でした。
チェックアウト後は松島をぶらり観光。
大満足の休日旅でした。
【リゾートしらかみ】絶景!海を見渡す贅沢旅
ずっと憧れていた五能線『リゾートしらかみ』に北海道東日本パス+指定席券で乗車してきました。
今回乗ったのは8:20秋田駅発の『橅』。
リゾートしらかみの車両は橅・青池・くまげらの3種類があります。
発車10分前にホームに到着し、まずは写真撮影タイム。
車両はホワイト×グリーンの可愛らしいデザインです。
車内に入るとびっくり!
このシートの色使い、お洒落すぎません?
内装は木の温もりをたっぷりと感じられるつくりです。
足元はかなり広々としています。約5時間の長旅も快適に過ごすことができそうです。
前と後の車両には展望デッキがあり、自由に利用ができます。海側のA席が予約できなかった場合は、こちらで海を眺めるのもいいですね。
写真右手に見えるのは、橅の木のオブジェ。
こういうさりげないポイントは発見したときに嬉しくなりますよね。
定刻になり、いよいよ出発です。
この日は天気が素晴らしく良く、海のコンディションは最高。
絶景を堪能させていただきました。
途中いくつかのポイントでは電車の速度を落として運行してもらえます。観光列車ならではのサービスですね。
景色を見て、写真を撮って、景色を見て、と忙しくバタバタしてしまいましたが、次々と移り変わる五能線ならではの景色に大興奮でした。
途中、いくつかの駅では数分間停車します。
味のある駅舎に思わずカメラを向けてしまいました。
五能線区間が終わると、車窓からの景色は田んぼやりんご畑に変わります。
どこまでも続く田んぼの景色に心があらわれました。奥に見えるのは岩木山です。
橅車両は3号車の売店で、お弁当や飲み物、アイスクリーム、お土産などを買うことができます。
お酒とおつまみを買って、のんびり過ごす時間は最高に贅沢でした。
約5時間の旅を終えて、青森駅へ到着。
リゾートしらかみの大人の贅沢旅、忘れられない時間となりました。